ちょっと物語る。
きらきらと光を発する、満天の星空。
その中に、20個ほどの星が一点に集まっていた。
感情を持つ色とりどりの星ぼしの中で、一つだけ離れた蒼い星。
その星は悩みを抱えていた。
他の星より、少し遅く生まれたこと。
他の星より、
輝きが鈍いこと。
「僕は、こんな素晴らしい所にいて、罰が当たらないのだろうか。」
星は悩んだ。裏で何度も何度も何度も何度も。
そんな星に追い討ちをかけるみたいに、
隕石が次々とぶつかってきた。
ぶつかり過ぎて、ボロボロな姿になった。
蒼の星は、仲間の所へ行く事を躊躇った。
結末はご想像におまかせします。